「スマートフォンを手放す」と聞くと、不安を感じる人が多い。それは正常な反応です。Quiescent Cedar Thicketに来るゲストの多くが、チェックイン時に「Wi-Fiはどこで使えますか」と最初に確認します。
1日目:不安と手持ち無沙汰 ¶
チェックイン後の最初の数時間は、多くのゲストが落ち着かない様子を見せます。スマートフォンを取り出す動作を何度もしかけて、止める。これは習慣の問題で、意志の問題ではありません。当施設では客室にWi-Fiがないため、メールやSNSの確認はラウンジまで来る必要があります。この「一手間」が、無意識の確認行動を減らします。
2日目:時間の感覚が変わる ¶
2日目の午前中から、時間の流れ方が変わったと感じるゲストが増えます。スマートフォンがないと、時刻を確認する頻度が下がります。食事の時間と日の光だけで一日が構成されると、時間が「長く」感じられます。これを退屈と感じる人もいますが、多くの場合は「久しぶりに時間が余った」という感覚に変わります。
何を持っていくべきか ¶
紙の本を1〜2冊持参することをお勧めします。電子書籍リーダーでも構いませんが、画面を見る時間が増えます。日記帳と鉛筆も役立ちます。音楽を聴きたい場合は、スピーカーではなくイヤホンで、他のゲストへの配慮をお願いしています。カメラは持ち込み可能です。写真を撮ることは、観察を深める行為でもあります。
帰宅後に気づくこと ¶
デジタルデトックスの効果は、滞在中より帰宅後に感じる人が多い。東京や大阪に戻った後、スマートフォンの通知音が以前より大きく聞こえる、画面の明るさが気になる、という声をよく聞きます。これは感覚が鋭くなったというより、比較対象ができたということです。山の静けさを知ると、都市の騒音が相対的に見えてきます。
デジタルデトックスを目的とした滞在に興味がある方は、ソロリトリートプランが特に合っています。よくある質問もあわせてご覧ください。