食事のメニューは毎週変わります。同じ内容は二度と出ません。これは意図的な方針ですが、最初からそう決めていたわけではありません。地元の農家と付き合い始めたら、自然にそうなりました。
小林農園との関係 ¶
松本市安曇の小林農園とは2020年から取引しています。最初は直売所で野菜を買っていましたが、今は週に一度、小林さんから「今週採れているもの」の連絡が来ます。その内容でメニューを決めます。ズッキーニが採れすぎた週はズッキーニが3品出ます。これは制約ではなく、季節の正直な反映です。
鹿肉と猟師の田口さん ¶
地元の猟師・田口さんから鹿肉を仕入れ始めたのは2021年の秋です。田口さんは松本市内で30年以上猟をしており、解体から冷蔵保存まで自分で行っています。鹿肉は脂が少なく、調理の仕方で大きく味が変わります。夕食に出す鹿肉のローストは、低温で2時間かけて火を入れます。ゲストからの感想で最も多く名前が挙がる料理です。
メニューが毎週変わることの意味 ¶
同じ内容を繰り返さないことは、効率が悪い。仕込みのたびに新しい判断が必要で、食材の無駄も出やすい。それでもこの方針を続けているのは、「今週の食材で何ができるか」を考える時間が、料理の質を保つからです。決まったレシピを繰り返すより、食材から考える方が、結果として良いものができます。
食事制限への対応 ¶
グルテンフリー、ヴィーガン、宗教上の食事制限には、できる範囲で対応しています。「できる範囲で」というのは正直な表現で、地元食材の仕入れ状況によって限界があります。ご予約の際に詳細をお知らせいただければ、対応可能かどうかを事前にお伝えします。完全対応を保証することはできませんが、代替案を一緒に考えます。
食事の内容についての詳細なご質問は、ご予約・お問い合わせページからメールでどうぞ。アレルギーや食の制限についても、事前にご相談いただけます。